不動産の落とし穴、瑕疵担保責任って何(買主編)?

前回は瑕疵担保責任について、売主さん目線でお話をしましたが、今日は買主さん目線での瑕疵担保責任についてお話ししたいと思います。
そもそも瑕疵担保責任って何?と思う方は、「不動産の落とし穴、瑕疵担保責任(売主編)」を読んでくださいね。
買主からすると、大きな買い物をして後から欠陥が出てきたら嫌ですよね。
それでは、買主目線で注意すべき瑕疵担保責任についてお話をしていきたいと思います。
注意すべきは大きく3つあります。
- 告知
瑕疵担保責任は売主が知らなかった欠陥なので、しっかりと告知を受けた場合には瑕疵にあたらないので注意しましょう。
- 期間
瑕疵担保責任は個人間であれば2~3か月、売主が不動産会社であれば2年以上と期間があるので、注意しましょう。建物を建てるのであれば埋設物や土壌汚染の確認は期限内に行う必要がありますね。
- 保険・責任の確認
現在は売主に代わって瑕疵の保証をしてくる保険があるので、売主が保険に入っているか確認しましょう。また実際に瑕疵が見つかった時にどのような対応をしてくれるのか確認をしておくと良いですね。
不動産を購入するのであれば、瑕疵担保責任を知っておくと契約の時に、役に立つと思うので、ポイントを覚えておいてくださいね。
次回は、不動産セミプロ向けの「知っていれば怖くない 瑕疵担保責任免責物件」をお話ししたいと思います。
2018年10月26日(金)
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